もしかして、貧乏神がついてる!?と思ったときに読んで欲しい1冊!
今週の1冊
『夢をかなえるゾウ2~ガネーシャと貧乏神~』 水野敬也 2012年
みなさん、節約していますか?
節約していても、日々の生活が楽になったり、貯金額が増えた!という実感は、あまりありませんね💦
世界情勢の影響で物価が上がりに上がっています。物価が上がっても、給料が上がっているなら問題はありませんが、給料は現状維持さえも許されていません。Maryの年収は昨年度と比べて今年度はすでに3万円も下がっていました💦
源泉徴収票を見て愕然です・・・💦
世の中のほとんどの人が同じ境遇だと思うのですが、一方で上には上がいて、見上げたらきりがありません。Maryは、年末ジャンボもお年玉年賀はがきも1枚も当たらないし、昇給もしないし、出会いもない(⁉)し、悲劇のヒロインを演じられるほどに、多分、根っからの貧乏神が宿っているのが原因かもしれませんね(笑)
そんな貧乏神マインドのときでも、悲観しないで読んで欲しい1冊をご紹介します('ω')v
2度目の読み返しです。このシリーズが大好きなMaryです☺
まず、表紙のガネーシャの可愛いこと💛そして、関西弁での”セリフ”に親近感が沸くと同時に、話のテンポが軽快で、どんどん読み進みます。
今回は貧乏神編。誰にでも宿っている「お金と心」の貧乏神。そんな貧乏神マインドを揺さぶってくれる一冊です。10年前にも読みましたが、今一度読み返すと、自分の成長度合いを感じられます。何も成長していないってことが・・・(笑)
ガネーシャの教え
・図書館行く
・人の意見を聞いて、直す
・締切りをつくる
・つらい状況を笑い話にして人に話す
・優先順位の一位を決める
・やりたいことをやる
金無幸子の教え
・楽しみをあとに取っておく訓練をする
・プレゼントをする
・他の人が気づいていない長所をホメる
・店員を喜ばせる
・自分が困っているとときに、困っている人を助ける
・欲しいものを口に出す
・日常生活の中に楽しみを見つける
釈迦の教え
・つらいとき、自分と同じ境遇にいる人を想像する
「成功」とは何か。を自分に問いかけてみます。お金持ち?地位?名誉?幸福?・・・
書籍の中に「自分らは、たくさん人を喜ばすことだけを『成功』て思てるみたいやけど、たった一人の人間をたくさん喜ばすんも『成功』なんやで」と。
Maryは比較的多くの人と関わる仕事をしています。理想は全員かも知れませんが、そんなことは所詮無理なのです。せめて目の前の人、もちろん家族を喜ばすことはできているのか?自分に投げかけてみます。正直まだ、喜ばせてないですね💦せめて、健康で元気に働いている姿を見せることですかね。まいっか(笑)
プレゼントのことも書いています。自分がお金を出してプレゼントを買い、相手を喜ばせようとしていることは、相手のため「だけ」ではないということです。プレゼントするということは「相手の喜んだ顔を見て、自分が幸せになれる手段」だったのです。
そもそも、プレゼントができる相手がいるってだけでも、素敵なことなのですよ。ひとりになって改めて気が付きました💦
Maryはよく、仕事帰りに母に手土産(果物やお菓子)を買って帰ります。母は「もったいないからいいよ」って言います。「消費期限もあるから早く食べて。」と言っても「明日ね」といいつつ消費期限が切れるまで、なかなか食べてくれません。「消費期限が過ぎたら内容量が倍になるとでも思ってるの!?」と突っ込みたくなるくらいです。
その姿は、昔から変わりませんね~なんだかいつもモヤモヤした気持ちが残ります。
小さい子供がお母さんに「これあげる!」っていう場面がありますね。お母さんに「嬉しい!ありがとう!」って反応をしてもらいたい子供の必死な姿です。でも、お母さんといったらたいてい「塩対応」です。「慣れと照れと遠慮」が交差しているのでしょう。しかし、その反応が、子供のやる気を阻害しているということに気付かない罪な生き物でもあります。折角の子供の「奉仕の精神」を阻害しませんように。喜んであげてほしいものです。(話が逸れました💦)
幸せになるために、お金があることは最低条件ですが、必須条件にはなりません。
ないなら、ないなりの幸せの形を見つければいいのです。
欲に目がくらみ、悲惨な人生を歩むより、目の前にある小さな喜びを感じられる感性豊かな生き方をしたい。
そんな思い出を反芻できる一冊でした。おすすめ度★★★★