高校入試。これでいいのか?採点基準!
ご存じですか?
最近の高校入試の採点は、びっくりするくらい”あまあま”です💦
昔は、漢字の「止め、はね、点」ができていなければ文中でも✖でしたが、今はほぼ減点されません。漢字の間違いでの減点は、文中で意味が変わってしまう場合のみです。
もちろん、漢字を問う問題は、もう少し採点は厳しいです。虫眼鏡を利用して「止め、はね、点」を確認します。線が一本か二本か。しっかり確認しています。でも、藩閥つかないグレーの場合は〇ですね。
またよくある「抜き出しなさい」問題では、抜き出したところ(場所)があっていたなら、漢字の写し間違いは〇です。例え「おばあさんは川に洗濯に」が「おばあさんは山に洗濯に」でも問題なく〇なのです。おばあさんの性別が変わっても〇です。 昔は、先生から「一語一句写し間違えたらだめよ」って指導されてましたよね~アレは、どうなったんでしょうね(笑)
とは言うものの、学校によって採点基準には差があります。
そもそも、採点の基準はある程度各学校に委ねられています。その中でその学校が何を基準にするかは自由です。ただ、基本的な考え方に「×とは言い難いよね~」というものは全て〇になるのが現状です💦
何度も言いますが、漢字が間違ってもOKなのですよ!
写し間違いしてもOKなのですよ!
簡単な文字も漢字を使わず、ひらがなで書いてもOKなのですよ!
それも入試でですよ!
大学受験でも、ひらがなで書いても✖にならないと聞いたときに、この日本は大丈夫か!?と思ったのは遠い昔のことです💦
こんなになんでもかんでもOKになった背景には「開示請求」も大きく影響していると思います。「開示請求」とは受験者が、自分の得点および順位を聞くことができる制度です。生徒手帳と受験票があれば教えてもらえます。
口頭により滋賀県教育委員会に対し開示請求を行うことができる保有個人情報 (shiga.lg.jp)
基準を各校で決めたとしても、基準をブレずに採点したとしても、一般とのズレがあると大問題ですね。そうならないように現場は努力していますが、説明責任が求められて、説明できないと困るから・・・と弱腰の証ですね(笑)
でも、当の本人たちは、得点にはあまり興味はないようです。合格していますから。なぜ聞きに来るかというと、塾の先生が合格ラインのデータ収集のために聞きに行かせるのですね。報酬としてQOカード(500円)と引き換えにです。
そこで、開示請求の際に、採点の間違いが見つかったら大問題ですね!
だからこそ、採点の点検の点検は、職員みんなで3回のチェックを行います。
かつ、管理職(教頭・校長)は、採点が終わった「すべての答案用紙」に目を通し再度点検をします💦しかも、週末の2日間で!週明けには判定会議が行われるからです。急がないと時間がありません💦
この姿を見るたびに、「管理職にはなりたくないな~」と思います。
ま、心配しなくても、お呼びがかからないから安心のMaryでした。