「ひな祭り」が祝日にならない、その理由とは?
こんにちは。午後からの会議で爆睡したMaryです。
日差しが温かいのは罪ですね(笑)
明日は「ひな祭り」ですね。
今日はひな祭りについて、お話ししたいと思います。
目次
節句について
そもそも節句とは、何でしょうか?
節句の「節」とは、中国で言う季節の変わり目のことを指します。古代の中国では、奇数の重なる日に、邪気を払うための様々な行事が行われていました。
「五節句」
人日「1月7日」 七草の節句
上巳「3月3日」 桃の節句
七夕「7月7日」 笹の節句
江戸時代には上記の「五節句」は祝日だったそうですよ! いいですね~
気合を入れて、邪気を払っていたのです。
医療技術も発展していない時代ですから、そういうことでしょうね。
それが、明治6年(1873年)、政府が現在の西暦を公の暦(暦法)として採用したことで、同時に「五節句」の祝日が基本廃止されたというのです。
ひな祭りが祝日でない理由
男の子の節句5月5日「こどもの日」は祝日として残ったのに、
女の子の節句3月3日「ひな祭り」が、なぜ祝日にならなかったのでしょうか?
これは、あれですね~
5月5日は男の子で、3月3日は女の子だからですよ!
不公平じゃありません!?
ここにも昔ながらの根強い男女差別が!!!
いえいえ。
そもそも、「こどもの日」は男の子の節句ではないのです。
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかり、母に感謝する日」として、
1948年に制定された国民の祝日なのです。
「こどもの日」ですから、男の子も女の子も関係ないのです。
ただ、3月ではまだ少し寒いし、5月の方が気候も良いからと5月に決まりました♪
GWにも一役買ってますしね!
ひな祭りとは
おひな様を飾って、女の子の健やかなる成長を願います。
古来の婚礼を模したおひな様は、良縁にもご利益があるのです。
もともと、中国では、3月の初めの巳の日(上巳)に、水辺で体を清め、厄払いをする儀式がありました。これが、日本に伝わり、土や紙の人形にけがれを移し水に流す「流しびな」の行事となったのです。この人形が後々に発展を重ね、平安時代には貴族の子供たちの間で 「ひいな遊び」というお人形遊びへと変化を遂げます。これが節句となり、女の子のお守りとして人形を飾るようになったのです。
次女、三女。姉妹のひな人形はどうするの?
ひな人形は、こどもの身代わりを意味しています。本来は、こども一人ひとりにおひな様があるのがベストです。しかし、飾るスペースや予算の関係で現実には難しいですよね。そんなときは、手のひらサイズのミニびなを飾ったり、市松人形を飾るなどできたらいいと思います。
ひな人形はいつ片づけるの?
3月3日を過ぎたら、早めに片づけましょう。
片づけが遅れると「お嫁に行くのが遅くなる」と親に言われませんでしたか?
ひな人形の片づけは「整理整頓」を考える意味があるそうです。ひな人形を通じて、整理整頓や伝統、衣食住の季節感などを学ぶ機会になっているのです。
ぜひ、お子様と一緒にお片付けしてくださいね。
ひな祭りの食卓
毎年、食卓には「ちらし寿司」「はまぐりのお吸い物」が並びます。
それぞれの料理や具材には、意味や思いが込められています。
「ちらし寿司」
海老:腰が曲がるまで長生き
レンコン:遠くを見渡せるように
錦糸卵:黄身と白身は金と銀の象徴
きぬさや、桜でんぶ :若草や桃など「春の色」を表現
「はまぐりのお吸い物」
はなぐりは対の貝殻した絶対に合わないことから、
相性の良い、理想の伴侶に恵まれるようとの願いが込められている
「菱餅」
滋養強壮に富み、漢方にも用いられる菱の実にあやかり、子孫繁栄や長寿を願っている
ピンク「桃」 白「雪」 緑「若草」
おせち料理も同様ですが、
日本の伝統食は、やっぱり語呂合わせが好きですね💛
まとめ
Maryは長女であります。
しかしながら、おひな様は、いつの日からか出していません💦
逆に、出さなくなるタイミングは、いつからが適切なのでしょうか?
親は悩んだことでしょうね・・・。
これは、調べようにも調べられませんからね(笑)
きっと、健やかなる健康体はもとより
おひな様を片づけるタイミングが遅かったおかげのMaryでした。